茶屋町小学校の児童たちが校外学習で地元の偉人磯崎 眠亀について学びました。
この校外学習は１０年ほど前から、磯崎眠亀顕彰会が地元の文化・歴史を子どもたちに学んでもらおうと開いているものです。
磯崎眠亀記念館を訪れたのは、３年生の児童およそ７０人です。
茶屋町出身の磯崎眠亀は精巧で緻密な花ござ「錦莞莚」を作る織機を発明しました。
児童たちは磯崎眠亀顕彰会のメンバーから、眠亀の残した功績について説明を受けたり、記念館に展示されている資料を見学したりして、知識を深めていました。
錦莞莚はきれいな模様を出すために、特殊な技法で様々な色に染めたイ草を使っています。
また、たて糸を多く使い織目が小さいのも特徴のひとつで、専用の織機が完成するまでに４年もの歳月を要したそうです。
児童たちはかつて地元で生み出されていた繊細な技術に感心している様子でした。
児童たちは今回の校外学習で学んだことを、総合学習の時間に発表することにしています。
