玉野市の消費生活問題研究協議会は、きょうの総会で高齢者の消費者被害についての講演を聞きました。
講師として招かれたのは、岡山県消費生活センターの中田行一所長です。中田所長は、「高齢者を狙う悪質商法にご用心」と題して県内の消費生活相談の実情を紹介しました。県の消費生活センターによると、玉野市民から県の窓口に寄せられた平成20年度の相談件数は、460件となっています。また、60歳以上の相談者は、全体の4分の1を占めることなどが紹介されました。中田所長は、「賢い目を持った消費者となり悪徳業者に対抗できる力を持つことが大切です」と話し、「そうした消費者を玉野市内に増やしてください」と呼びかけました。会員らは、中田所長の話を熱心に聞き、メモを取るなどしていました。玉野市の消費生活問題研究協議会は、講演前の総会で会長に藤本サチミさんなど11人の役員改選を行っています。




