民話や昔話を語る魅力を知って語り手になろうという「立石おじさんの語りの学校in倉敷」が22日(火)から、倉敷市立中央図書館で始まりました。
「立石おじさん」こと立石憲利さん(80歳)は、「日本民話の会」会長として、県内だけでなく、北海道から九州まで各地の民話の語り手を訪ね歩いて本にするほか、自らも語り手としての活動を続けています。
全国で語り手の数が減っている中、県内外で「立石おじさんの語りの学校」を開き、語り手の養成にも力を入れています。
講座には倉敷市内外から20人が参加し、立石さんから上手く語るコツを教わりました。
立石さんによると、民話や昔話を語る時は、話の大筋は尊重しつつも、方言を使ったり多少脚色を付けたりしてオリジナリティを出し、自分が話しやすいように構成を行うことが重要だということです。
講座の参加者は立石さんから教わったことを踏まえ、早速“語り”に挑戦しました。
「立石おじさんの語りの学校in倉敷」は今後、3月末までに5回開かれる予定で、最終回では学んだことを活かしての発表会が行われます。




