さて、先週末はお天気にも恵まれ、各地で様々なイベントが行われましたが、地域の神社でも春祭りがにぎやかでした。
玉野市田井の八重垣神社では、春の例大祭にあわせて、15日と16日の2日間、子ども神輿が町内を練り歩きました。16日の日曜日は、前の日に続いて、地元の小学生や保護者、お年寄りなど、およそ50人の地域住民が参加し、御旅所で神事を済ませたあと、田井5丁目を中心に見能(みのう)地区を練り歩きました。八重垣神社は田井八幡宮の末社で、見能地区の鎮守として古くからあがめられていて、およそ170年前に現在の場所に遷座されたといわれています。祭りは戦後しばらく中断していましたが、32年前に再開して、子ども神輿による御神幸をするようになりました。この日は、日差しが強めでしたが、心地よい風の吹く絶好の祭り日和で、子どもたちは、そろいのハッピ姿で、元気よく練り歩きました。およそ4時間かけて町内を回った子ども神輿は、最後に田井八幡宮に到着し、御神幸を無事終えました。境内に続く坂道を一気に駆け上った参加者たちは、汗をふきながらふるまわれたお茶を飲むなどして、無事、春祭りを盛り上げることができたことに満足そうでした。




