倉敷市の伊東香織市長がきょう会見を開き、真備地区の浸水時の緊急避難場所として、地区内の小学校など5カ所を一時避難施設として指定することを明らかにしました。
真備地区内の浸水時の緊急避難場所として新たに指定されるのは、川辺小学校、呉妹小学校、真備東中学校、真備中学校、真備陵南高校の5カ所です。
これら5つの施設は浸水時の避難場所として指定されていませんでしたが、今回の7月豪雨での浸水状況を踏まえ、川辺小、真備東中、真備中、真備陵南高校の4カ所は2階以上の教室、廊下を一時的な避難場所としています。
また、今回浸水被害のなかった呉妹小学校は1階・2階の教室、廊下、体育館が一時避難場所となります。倉敷市ではこれら5つの施設であわせておよそ4700人が避難可能人数と想定しています。また、真備町内で倉敷市が維持管理する大武谷川、背谷川、内山谷川の3つの普通河川について、市の独自事業として川底にたまった土砂などを撤去していく考えを明らかにしました。土砂の撤去は来年の梅雨時期までに完了させ、川の流れをスムーズにしたいとしています。




