県立倉敷中央高校の福祉科の生徒たちが、専門家の講演を聞き、認知症のケアについて理解を深めました。
倉敷中央公高校では2007年から「福祉科の日」を設け、介護福祉士国家資格の取得を目指す福祉科の生徒が、福祉に関する講演を聞き、幅広い視野で物事をとらえる力や実践力を養っています。
今回、講師として招かれたのは介護福祉士として働きながら俳優としても活動する菅原直樹さんです。
菅原さんは認知症の人たちの“ぼけ”を正すのではなく、受け入れるための「演技」が必要だと話し、生徒たちはその演技を実際に体験するワークショップを行いました。
生徒たちは「演技」を体験する中で、認知症の人の感情や自尊心を尊重し、よりそう介護が大切だということを学んでいました。




