忘年会シーズンを前にお酒についての知識を学ぶ講座が倉敷芸術科学大学で開かれました。
「お酒に関する講座」は社会人になってから、お酒を飲む機会が増える学生に岡山の地酒や税金、マナーを知ってもらおうと酒造組合と国税局、芸科大が共同で企画したものです。
講師は、未成年の飲酒防止やお酒の販売価格の調査などをする国税局の山根伸介さんが務め、芸科大の生命科学科4年生と2年生およそ60人が受講しました。
山根さんは、岡山の地酒は「吉備のうま酒」と呼ばれ、奈良時代から愛されていることを説明しました。飲み方のマナーとしてアルコールの弱い人に無理に飲ませたり一気飲みを強制したりすることはアルコールハラスメントになると注意を促しました。講座の中では、自分の体質を知るためのパッチテストも行われました。消毒用エタノール浸み込ませたばんそうこうを5分間はり、貼ったところが赤くなったら、急性アルコール中毒になりやすいぜんぜん飲めない人だそうです。学生は、自分の体質を知りお酒についての理解を深めていました。




