豪雨災害から間もなく5カ月。復興に向けて活動が進む中被災地真備町では、12月1日にハンバーク専門の洋食店が営業を再開させました。
倉敷市真備町箭田のハンバーク専門の「洋食屋ぱさぱ」は、12月1日から営業を再開しました。「ぱさぱ」は、フランス語で少しずつとか一歩ずつと言う意味で10年前にハンバーグの専門店として開業しました。災害から5カ月、被災した店舗を明るい雰囲気のモダンなお店にリフォームし、営業再開にこぎつけました。【インタビュー】洋食屋ぱさぱ 岩田亜希子さん
店で人気の煮込みハンバーグ用のフライパン皿は、きれいに洗浄して被災前と同じものを使っています。しばらくは、11時から15時までのランチのみの営業を不定休で行っていくことにしています。【インタビュー】岩田 亜希子さん
同じく、12月1日。来年3月に新店舗での営業再開をめざしている吉備信用金庫真備支店では、午後2時から新店舗建設予定地で炊き出しを行いました。本店営業部のボランティア社員は、温かい豚汁300食を用意し、箭田地区の被災住民や復興に向け作業を行っている人たちへふるまいました。そのほか、お菓子や、みかん、飲み物といった支援物資も提供され、訪れた人たちは、互いの近況を報告しあいながら和やかなひと時を過ごしていました。
【インタビュー】吉備信用金庫本店営業部山中直樹さん
また、炊き出し会場には、テントでの仮営業を再開したジャズ喫茶「ごじとま」も出店し入れたてのコーヒーを販売しました。きびしんの炊き出しは、午後5時まで行われました。
被災地真備町・洋食店 12月1日から営業再開・きびしん炊き出し
【取材日】2018年12月1日(土)
【場所】洋食屋はさぱ
【住所】倉敷市真備町箭田
【インタビュー】岩田 亜希子さん




