総社市の浅尾地区で13日、石仏や石造物の調査方法を学ぶ「ふるさと歴史講座」が開かれました。
この講座は、総社市教育委員会が行っている市内の石仏・石造物調査のボランティア調査員を養成するためのものです。参加した12人の講座生は、講師を務める岡山民俗学会名誉理事長の立石憲利さんから石造物の調査方法について指導を受けました。調査は、石造物の種類や所在地、大きさ、形、刻まれている文字を調べ調査カードに記入していきます。石に刻まれた文字が読みにくい場合は、文字の部分に水を噴きかけると浮かびあがってくるという立石さん秘伝の裏技も紹介されました。写真の撮影方法や石仏に彫られている仏像の見方などの指導も行われました。調査方法を教わった講座生は、今後、3、4人のグループに分かれて、今年の12月までに総社市門出、井尻野地区の石仏・石造物を調べることになっています。




