認知症への理解を深めようとVR(ヴァーチャル・リアリティ)を使った認知症体験会が総社市で開かれました。
VR(ヴァーチャル・リアリティ)を使った認知症体験会は認知症の人とその家族が住み慣れた地域で安心して暮らせる地域づくりを目指そうと総社市が初めて開いたものです。講師には、世界各国でVRを使った認知症体験会を開いている東京都の下河原忠道さんを招きました。およそ100人の参加者はVRを通じて認知症の人が感じる感覚を体験しました。例えば、車から降りるという動作が、認知症の人にとっては、高層ビルから落ちるような感覚に襲われます。下河原さんは、認知症は誰にでも起こりうる身近な病気ととらえ対等な関係を築くことが大切ですと話しました。




