「減災」について学んでいる倉敷市立南中学校は東日本大震災を経験した岩手県の職員を招き講演会を開きました。
講演会には、岩手県農林水産部水産振興課の伊藤満さんが招かれました。伊藤さんは、岩手県久慈市に出向していた7年前、東日本大震災に遭いました。伊藤さんは岩手県の被害状況などを説明したあと岩手県の再生に力を尽くした漁協女性部や青壮年部の取り組みを紹介しました。食べ物を購入者に直送する「食べる通信」や海から離れた内陸部にアンテナショップ開店するなど、魚を売る人と食べる人が交流できる場を作りました。震災が起きた後は「被災者同士が助け合い交流することが大切です」と、生徒たちに語りかけました。
南中学校2年生350人は総合的な学習の時間で減災について学んでいます。来年1月には阪神淡路大震災について神戸で現地学習します。




