岡山労働局は、働き方改革に積極的に取り組む倉敷市の企業「ベストプラクティス企業」を訪問しました。
長時間労働削減に積極的に取り組んでいる企業として評価されたのは、建築用資材の販売や住宅建築を手掛ける倉敷木材です。倉敷市中島の倉敷木材は、長時間労働削減に向け、17時以降の社内会議の廃止や、育児短時間勤務制度を設けるなど従業員が働きやすい環境づくりを積極的に進めてきました。その結果、2年間で有給休暇の取得率39%が75%までアップし、時間外労働と休日労働が3年間で48%減少と効果がでました。岡山労働局の千葉登志雄局長は、「中小企業が参考になる取り組みをしている」と話しました。岡山労働局長による企業訪問は、厚生労働省が11月に定める「過労死等防止啓発月間」の啓発活動の一環として3年前から行っています。




