倉敷市真備町で、今年も、タケノコから若竹へ変わる成長過程でみられる水「竹水」の採取が始まりました。
若竹から採れる「竹水」には、アミノ酸や糖類など保湿性の高い成分が多く含まれることから、化粧水として商品化されています。商品開発に取り組む倉敷市真備町の『エコライフ マビ』のメンバーは、今年も、製造用の竹水を採取するため、11日の夕方から箭田大塚古墳の竹林に入りました。4~5メートルに伸びた若い竹の途中を切りその切り口にポリ袋をかけていきました。竹水の回収作業は、翌朝6時から行われ、メンバーは、一晩で袋に溜まった竹水を集めて回りました。竹水は、一年の内でも若竹が成長する5月中旬から下旬の20日間程度しか採取できない貴重なものです。初日は、50本の若竹から約100リットルが回収できました。『エコライフ マビ』では、5月末まで作業を行い、1.5トンから2トンの竹水を採取する予定です。なお、世界初の竹水化粧品B20Wは、2008年の4月から販売されています。




