玉野市教育委員会の諮問機関、玉野市立高校在り方検討会議は今年度2回目の会合を開きました。
検討会は少子化、人口減少が進む中、市の活性化につながる人材育成の拠点となる玉野市立商工高校、玉野備南高校の運営方針を決めるためのもので市民や学識経験者地元企業の代表などから広く意見を求めています。2回目の会議では、3つのグループに分かれ、「市立高校の使命」「魅力づくりの方向性」「適正規模化」について議論を交わしました。「市立高校の使命」については玉野の魅力となる人材育成や他の市から通う生徒を卒業後も玉野に残すことなどが、「魅力づくりの方向性」については高校生自身が人間力や魅力を高め、自らが広告塔となって発信していくことが重要ではないかという意見が出されました。「適正規模化」については人口減少社会に対応するためには商工高校と備南高校の統合もひとつの案として示されました。今回出された意見は来年2月の検討会までにまとめ、意見を集約していきます。検討会で集約された意見は来年3月末までに市立高校の将来計画のため玉野市教育委員会へ提出されます。




