豪雨災害で浸水の被害を受けた真備町呉妹地区では仮設住宅や自宅2階などで暮らす人たちに楽しんでもらおうと交流会が開かれました。
この催し「呉妹わくわく会」は被災し、仮設住宅や自宅の2階などで暮らす地域の人たちが集う場になれば、と呉妹地区社会福祉協議会が市の災害ボランティアセンターなどの協力を得て開催したものです。
会場の呉妹小学校には衣料品や日用品などの支援物資のコーナーやマッサージコーナーなどが設けられ訪れた人達が利用していました。
特に人気を集めていたのはうどんの振る舞いです。
振る舞ったのは呉妹地区の中で被災を免れた池ノ上の人で作るそば打ちボランティアグループ「ワイワイ会」です。
会員、それに社会福祉協議会の人なども協力し、200人分を前の日に半日かけて手打ちしました。
訪れた人はうどんをすすりながら地域の人との会話を楽しんでいました。
森本会長によると真備町呉妹地区は651世帯あり、54%が被災したそうです。
自宅の再建を目指す人が多く、地域の人が集う催しを定期的に開いていきたいとしています。




