西日本豪雨で浸水した倉敷市真備町のまび記念病院が被災からおよそ2か月半ぶりに病院での外来診療を再開しました。
診察は浸水を免れた2階の会議室を使用して常勤の医師6人で行うとのことです。診療が再開したのは内科、外科、小児科、整形外科などの10の科です。7月の豪雨では、まび記念病院は1階部分が水没しました。患者、職員、住民などが一時孤立し、ヘリコプターやボートで救助されました。7月10日から病院の正面玄関で薬の受け渡しを開始し7月18日からは移動診療車や仮設施設で診察をしてきました。再開した午前9時、続々と患者が訪れると看護師や医師が出迎えました。入口で久しぶりの再会を喜んだり手をつないでエレベーターまで歩いたりと患者は慣れ親しんだ病院の再開に安心している様子でした。
なお、今回再開した診療科以外の眼科、リウマチ科などは完全復旧を予定している来年2月に再開するということです。




