創立30周年を迎えた倉敷市の女声合唱団「倉敷コール・クライネ」は、9日、倉敷市民会館で記念の演奏会を開きました。
クライネは、ドイツ語で小さなという意味です。1980年に12人で結成した「コール・クライネ」小さな合唱団は、30年の月日を経て40人の団員を数える女声合唱団となりました。現在の団員は、倉敷、総社市在住の20代から70代と年齢層も幅広く、毎週土曜日の午後、倉敷東公民館で練習を行っています。定期演奏会も年に1度のペースで開いているほか、倉敷市の姉妹都市オーストリアのサンクトペルテン市での親善演奏も行っています。創立30周年を記念した演奏会では、モーツアルトのミサ曲をはじめ、唱歌や全国各地の民謡など約30曲を披露しました。特に、第二ステージでは、思い出の歌と題し「春の小川」、「スミレの花咲くころ」「ここは瀬戸内」など倉敷コール・クライネが30年間歌ってきた曲で、春の一日を表現したほか、コール・クライネの生みの親で結成当時の団長の田中浩さんが指揮をし、心に残る歌声を響かせました。




