天皇、皇后両陛下が１４日午後、７月の豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町をお見舞い訪問されました。
両陛下は、岡山空港からヘリコプターに乗り換え、１４日１２時２０分過ぎに倉敷市真備町の真備総合公園に到着されました。
早速、伊原木隆太・岡山県知事や伊東香織・倉敷市長から真備町のおよそ３割が浸水し、５１人が犠牲になった被災の状況の説明を受けられました。
続いて決壊した小田川の堤防を視察されました。
視察の後、再び真備総合公園に帰られた両陛下は被災した真備町まちづくり推進協議会会長の黒瀬正典さんなど３０人と懇談し、いまだに避難所などで不自由な生活を続けていることを案じられていました。
また、被災者の救援に当たったボランティアや消防隊員、警察官などとも面会し、地域に尽くしたことを労われていました。
両陛下の真備町訪問は、当初、１３日に予定されていましたが、天候不順のため順延されていました。
１４日も岡山県と広島県を訪問する予定でしたが、広島県が天候不良でヘリコプターでの移動が困難とされ、今回は倉敷市のみの訪問となりました。
