倉敷市は、倉敷・水島・玉島・船穂の4地区に開設している10カ所の避難所を再編し、8月30日(木)から船穂公民館とくらしき健康福祉プラザの2つの施設に集約することを明らかにしました。
倉敷市の伊東香織市長は、今回の避難所再編について、避難者にできるだけ真備地区に近い場所で生活再建を目指してもらいたいという点と、避難所となっている各学校の再開のための環境整備ーの2点が再編の考え方と説明しました。
再編対象となる避難所は、倉敷東小、倉敷西小、連島東小、連島南小、第二福田小、第五福田小、乙島小、船穂小、連島南中学校、福田中学校の10カ所です。
統合避難所となるのは、くらしき健康福祉プラザと船穂公民館の2カ所で、2施設とも8月30日(木)に開設し、130人程度の避難者を受け入れる考えです。
27日現在で、対象となる10の避難所には339人が避難していています。
倉敷市では、対象となる避難者への面接を実施していて、このうち半数近くが借上げ型仮設住宅などへの入居が決まっているとのことです。
残りの避難者についても避難所再編について説明し、理解を求めたいとしています。
真備地区の5つの避難所とペット対応可能な穂井田小学校の避難所に関しては、当面、現行通りとなります。
また、総社市の避難所に避難している避難者については、なるべく早い段階で倉敷市内の施設への再編を目指したいとしています。




