倉敷市は、平成30年度の9月補正予算案を発表しました。
7月豪雨災害復旧など早急に対応が必要な経費などを盛り込み、一般会計では過去最大の補正額となる250億2900万円の増額となります。
一般会計の補正額は250億2900万円となり、一般会計では過去最大の補正額となっています。
歳出では、被災した農道の復旧や川辺排水機構など農業施設災害復旧事業に71億219万を計上するなど、災害復旧費に107億1401万円。
また、災害関連経費として被災者の見守りや生活再建に関する相談支援を行うための経費に3646万円。
被災した家屋の解体や撤去に伴う経費などに77億5655万円を計上しています。
このほか災害関係以外では、小学校普通教室にエアコンを設置するための実施設計委託料として、1億4000万円。
今年6月の大阪府北部地震を契機にした緊急点検を受けて学校園や公園などのブロック塀をフェンスに改修する経費として7010万円が盛り込まれています。
9月補正予算案は9月4日(火)からの倉敷市議会9月定例会に提案されます。
なお、倉敷市は真備地区で発生した災害廃棄物の処理費用として8月の補正予算で新たに32億円を追加し、専決処分すると発表しました。
真備地区で発生した災害廃棄物は20万トンに上ると推定されています。
倉敷市では今後、平成31年度から32年度にかけて債務委託行為として45億円の処理委託料を災害廃棄物処分経費として見込んでいます。




