西日本豪雨災害で被災した倉敷市真備町の安全・安心を守ろうと玉島警察署管内の「青色防犯パトロール隊」が自主的に防犯活動を始めました。
青色防犯パトロール隊は、青色回転灯をつけた車で地域の見守り活動を自主的に行っています。被災して活動ができない真備地区のパトロール隊に代わって、玉島警察署管内の4団体が連携して真備町の治安維持に協力することとなりました。真備町では7月9日から8月19日までに窃盗と器物損壊の被害が11件ありました。8月20日に行われたパトロール出発式では、中村道範署長から「やむをえず、自宅を離れた住民が多い中、犯罪等の抑止効果が高まることを期待します」と激励の言葉が贈られました。これを受け、玉島中央交番自主パトロール隊の石井春三隊長が、「真備の完全復興が遂げられるまで安全パトロールに努めます」と決意を述べました。この日参加した19台の青色防犯パトロールカーは、早速、真備町全域を巡回しました。当面1カ月間は玉島、鴨方、金光の4団体が自主防犯パトロールにあたります。




