豪雨災害で校舎が使えなくなった真備町内の小中学校は9月から倉敷市内の仮校舎で授業を再開します。
対象になっている小学校の児童・保護者が仮校舎になる学校を見学しました。
校舎の見学会は真備町内で被災した川辺小・箭田小・真備東中・真備中・真備陵南高校が対象です。
このうち、プレハブ校舎を薗小に建設する川辺小の児童・保護者はプレハブが完成するまで通う連島東小と連島東幼稚園を見学しました。
川辺小の仮校舎は連島東小の南棟の1階と2階に10の教室を設けます。
訪れた児童はイスに腰かけ、保護者は教室の様子を撮影するなどして教室の雰囲気を確かめていました。
バス通学をするほとんどの児童が一時間以上もかかることから不安の声もありました。
施設見学のあとは保護者を対象にした説明会がありました。
また、被災した児童を対象にボランティア手作りの手提げバッグやシューズ袋の配布もありました。
真備町内の被災した幼稚園、小中高校、支援学校の仮校舎の場所やプレハブ校舎の設置場所は次のとおりです。川辺小は薗小に仮校舎を建設します。
完成するまでは連島東小・連島東幼稚園に通います。箭田小は二万小に仮校舎を建設します。完成するまでは玉島小・県立玉島高校に通います。真備東中は真備東中に仮校舎を建設します。完成までは霞丘小に通います。真備中は真備東中に仮校舎を建設します。完成までは倉敷芸術科学大学に通います。真備陵南高校はグラウンドに仮校舎を建設します。完成までは市立工業高校に通います。
いずれの仮校舎も9月末に完成する予定です。




