大阪府北部地震で小学校のプールのブロック塀が倒れて児童が犠牲になった事故を受け、総社市は、公共施設のブロック塀の緊急調査を実施しました。その結果、15施設が基準に満たないことがわかりました。
基準に満たなかった学校施設は総社幼稚園、総社小学校総社中学校の3施設です。総社市建築指導課によると大阪での事故を受け、市内の幼・小・中学校、消防や公民館などのあわせて148ヵ所を調査。ブロック塀の高さ、厚み、壁を支える「控え壁」ブロック塀のヒビ、傾きなど建築基準に照らし合わせ見て回りました。結果として15施設が基準を満たしていませんでした。すぐに倒壊の恐れがあるものはないとのことですが、総社市では「基準を満たしていない15施設についてさらに詳しく調査を進め、必要であれば学校施設を中心に修繕や撤去などできるだけ早い対応をしていきたい」としています。なお、倉敷市と玉野市については、現在 関係部署が調査を進めています。




