年末までに閉鎖が決まっている倉敷駅ビルのルブランで障がい者たちによる
ピアノコンサートが5月2日に開かれました。
このピアノコンサートは、倉敷ルブラン商店会と日本障害者ピアノ指導者研究会IPDハート岡山が、ゴールデンウィークにあわせて開きました。「五月の風」と題されたピアノコンサートでは、去年9月に、カナダのバンクーバーで開かれた障がい者ピアノフェスティバルに県内から出場した5人が美しいピアノの音色を響かせました。5人は、いずれも体や精神にハンディを持っています。総社市から参加した大鶴朋彦くんは、バッハのプレストなど2曲を堂々と演奏しました。とりを取った倉敷市の篠原加代子さんは、シューマンの「異国より」など4曲を披露しました。会場には、買い物客などが立ち寄り、澄んだピアノの調べにしばし耳を傾けていました。




