戦争の記憶を後世に伝えていくため、パネルや資料を展示した「戦災のきろく展」が、6月22日の水島空襲の日を前に水島図書館で始まりました。
73年前の昭和20年6月22日、軍用飛行機を作っていた水島は空襲によって大きな被害を受けました。戦争や空襲の記憶を風化させないために、当時を記録した写真パネルや資料を展示しています。戦争に行く兵士のために武運を祈って布に多くの男子が「力」の文字を書いた「千人力」や女子がたくさんの結び目を縫った「千人針」のチョッキも展示されていました。寄せ書きされた日の丸には、横一列に銃弾の穴が貫通しており、戦争の痛々しさを物語っていますまた、会場内には「平和の折りづるコーナー」が設けられ、折られた折りづるは、広島平和公園に届けられます。「戦災のきろく展」は、23日(土)まで開催されています。




