「倉敷人権擁護委員協議会」の定時総会が開かれ、今年度の行事などを話し合いました。
総会には、倉敷市や総社市の人権擁護委員などおよそ50人が参加しました。協議会の岡田文夫会長は、「人権問題解決のため、責任感と使命感を持って、悔いのないように活動しましょう」と挨拶しました。その後、岡山地方法務局の根岸良一局長や、倉敷市の伊東香織市長などの来賓が、挨拶をしました。協議会では、今年度も、常設の相談所や人権作文コンテストが予定されていて、参加者の拍手で承認されました。倉敷人権擁護委員協議会は、およそ60年前に設立されました。現在は、40人ほどのスタッフが、法務局や市役所支所などで訪れた人の相談を受けています。平成21年度に寄せられた相談件数は、5,079件で、その3割が知人や親族間での生活や住居についての悩みです。協議会は、今後も相手の気持ちを考え、思いやりの心を育てる活動を行っていくことにしています。




