三菱自動車は、きょう2010年度の計画で、SUV車アウトランダーの水島工場での生産を明らかにしました。
三菱自動車は、岡崎工場で生産していたアウトランダーを水島工場で補完生産することを決めました。水島工場での生産再開は、各国の経済対策や減税などの効果で、高まっている需要に対応するものです。アウトランダーは、2007年7月まで水島工場で生産していた車種で現在、岡崎工場のみで生産されています。水島工場では、乗用車ラインでの生産を予定していて早期に対応できるよう現在調整中です。一方、三菱自動車が、きょう発表した2009年度の決算によると、売上高は、前年比27%減の1兆4456億円、本業のもうけを示す営業利益が139億円となっています。販売台数は、10%減の96万台となったものの、費用削減努力やコスト低減などで黒字化を達成しました。2010年度の見通しは、販売台数を17%増の112万1千台、営業利益を450億円にしています。




