梅雨時期に合わせて玉野市では、土石流やがけ崩れなど土砂災害の恐れがある個所を点検しました。
玉野市は、雨の量が増える梅雨時期にあわせて毎年、土砂災害の危険がある場所を点検しています。玉野市には現在、岡山県が指定する土砂災害警戒区域が375カ所あります。この日は、土砂災害が発生する恐れがあると認められる土地の区域「イエローゾーン」の玉野市胸上と八浜町大崎の2か所を見て回りました。玉野市の危機管理課の職員をはじめ、消防、警察関係者9人は住宅地そばの裏山の現状をチェックし、地滑りや土砂崩れなど差し迫った危険があるか調査しました。また、関係者は近隣の福祉施設を訪れて職員に「1時間に20ミリの雨量または総雨量が100ミリを超えると土砂災害の恐れがある」と話し、早めの避難が必要になる事を呼びかけていました。玉野市は花こう岩でできた地質のため土石流が発生しやすい地域とされています。玉野市危機管理課では「日頃から防災への意識を高めて欲しい」と呼びかけています。




