文化庁が認定する平成３０年度の日本遺産に倉敷市が関わる２つの遺産が同時に認定されました。
昨年度の「一輪の綿花から始まる倉敷物語」に続いて２年連続の認定です。
今回認定されたのは倉敷市や北海道・小樽市など２７の市・町が共同で申請した「荒波を超えた男たちの夢が紡いだ異空間～北前船寄港地・船主集落～」、それに、倉敷市や総社市など４市が共同で申請した「桃太郎伝説」が生まれたまちおかやま～古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語」の２つです。倉敷市役所では「日本遺産」の認定を祝うセレモニーが開かれました。倉敷市の生水哲男副市長は「歴史・文化を築き、守り育てている地域の人のおかげです。これからも地域活性化に取り組んでいきたいです」と都内で開かれている日本遺産の認定発表・認定証交付式に出席している伊東香織市長からのメッセージを代読しました。
そして、市の日本遺産推進協議会や構成文化財の関係者などがくす玉を割って祝いました。
倉敷市生水哲男副市長去年認定された「北前船」に追加認定された倉敷市の構成文化財は下津井町並み保存地区、下津井節など１０件、新規認定となった「古代吉備の遺産」の構成文化財は箭田大塚古墳など市内で６件です。１つの自治体で３つの日本遺産が認定されるのは全国で初めてだということです。
古代吉備の遺産が認定された総社市では庁舎に懸垂幕が設置されました。
