日本文化の研修で玉野市を訪れているアメリカ・アーカンソー大学の学生が倉敷市児島の畳縁工場を見学しました。
畳縁メーカー髙田織物を訪れたのはアーカンソー大学経済学部の ロバート・スタップ教授と日本に興味のある学生10人です。アーカンソー大学からは、毎年、学生たちが日本を訪れています。学生たちがホームステイしながら日本の企業と文化を学ぶ行事も今年で20回目を迎えました。学生たちは、会社概要の説明を受けた後さっそく製造工場を見学しました。髙田織物では、1000種類以上の畳縁を製造していて、一日でたたみ4万畳分距離にして160km分の畳縁を織りあげています。製造工程を見学した後は完成した製品を、実際に触りながら1反=40m分を同じ長さに整える整反作業を体験しました。
見学の後、髙田織物からはミニ畳が贈られ、これに応えアーカンソー大学からはオリジナルのTシャツがプレゼントされました。
一行は、23日に三井E&S、24日にトンボ学生服を見学します。なお、25日には玉野市立日比小学校の児童と交流する「ハローアメリカ」が行われます。




