「生き物の住みやすい環境づくりを目指して」と題したシンポジウムが倉敷市立美術館で行われました。
主催したSAVEJAPANプロジェクトは損保ジャパン日本興亜の協賛で、全国各地で「いきものが住みやすい環境づくり」活動を行っています。シンポジウムの第1部では、絶滅危惧種を守るために岡山で活動している各プロジェクトからの事例報告が行われました。高梁美しい森周辺では光沢のある青い羽が特徴の鳥「ブッポウソウ」の保護活動が行われています。ブッポウソウは、もともと穴の開いた木で子育てをしていましたが、穴が出来るような大木がなくなり数を減らしてしまいました。保護活動では、穴の代わりになるように巣箱をつくりブッポウソウが生息できる環境を作っています。また、新見市ではヒョウのような模様が特徴のウスイロヒョウモンモドキの保護が行われています。あらゆる手を尽くしても減り続けるウスイロヒョウモンモドキは現在、絶滅回避のため飼育による繁殖をめざしています。第二部では、損保ジャパン岡山支店の村中尚樹さんをはじめとした5人をパネリストに迎え意見交換が行われました。




