日本最小のトンボ・ハッチョウトンボと湿地に咲く野草のトキソウが総社市のヒイゴ池湿地で見られるようになりました。
真っ赤な体のトンボがハッチョウトンボの雄です。体長は2センチほどの日本一小さなトンボです。身体が黄色で縞模様のトンボがハッチョウトンボの雌です。
こちらも体長は2センチほどです。総社市のヒイゴ池湿地では5月11日(金)にハッチョウトンボを総社市環境課の職員が今季初めて確認しました。確認から1週間が経過し、目視で10匹ほど湿地内で見られるようになりました。ハッチョウトンボは岡山県のレッドデータブックに載る保護を必要とする「留意種」で、数が少なく、生息域も限られています。ヒイゴ池湿地は少ない生息域のひとつで6月の梅雨ごろが最も多く見ることができます。ハッチョウトンボと時期を同じくトキソウも見られるようになっています。ヒイゴ池湿地はこれから夏にかけてトキソウ以外にも様々な野草が花を咲かせる季節を迎えます。




