総社市では、5回目を迎えた高木聖鶴児童生徒競書大会が常盤小学校の体育館で開かれました。
2017年に亡くなった総社市の書家高木聖鶴さんの顕彰と書道の振興を目的に年に一度小中学生を対象にした競書大会を開いています。大会は、聖鶴さんの文化勲章受章を記念し2014年からはじまり、5回目の今年は、158人の児童生徒が参加しました。聖鶴さんの長男で書家の高木聖雨さんから「日頃の練習の成果を発揮し、子どもらしく、元気な文字を書いてください」と激励の言葉を受けた参加者は、学年ごとに決められた課題に筆を揮いました。参加者は真剣な表情で一文字ひと文字丁寧に書き上げていました。競書大会では、清書用紙5枚を使って30分間で揮毫し、その中で良いと判断した1枚を提出するルールになっています。なお、審査の結果、入賞者の表彰式は5月20日に総社吉備路文化館で行われるほか5月22日から6月3日まで入賞作品展が開かれることになっています。
総社市第5回高木聖鶴児童生徒競書大会
【取材日】2018年5月13日(日)
【場所】常盤小学校
【住所】総社市三輪




