倉敷市東町で、タイのミュージシャンが民族楽器や音楽を紹介するコンサートが開かれました。
コンサートで演奏したのはタイのミュージシャンで民族音楽研究家でもあるティティポン・カーティーウォンさんです。ティティポンさんは、サローと呼ばれる胡弓に似た民族楽器を紹介し、情緒豊かに演奏しました。サローは、シルクとスティールの2本の弦が張られた楽器で本体には椰子の実が使われています。楽器本体の角度を変えながら弓に弦を当てて演奏されるのも
特徴です。会場には、およそ30人が訪れ、優しいメロディーに聞き入っていました。このコンサートは、倉敷美観地区周辺で古民家再生を進めるNPO法人倉敷まちやトラストが仲介した民家に
新たに店がオープンしたことを記念して開かれました。倉敷まちやトラストは発足して4年目で、これまでに5件の古民家を再生、仲介するなどして 空家の再活用を進めています。




