倉敷三曲同好会による邦楽演奏会がきのう(25日)、倉敷市芸文館で行われました。
倉敷三曲同好会は筝、三絃、尺八の伝統楽器の愛好家でつくる会です。現在、会員90人が在籍していて毎年、この時期に邦楽演奏会を開いています。演奏会には市内5つの社中が出演し7曲を演奏しました。ステージでは伝統楽器が織り成す和の音色が響き、訪れた人たちはじっと聞き入っていました。15秒倉敷三曲同好会の尺八奏者実行謙山さんの話では会員が高齢化し、若手後継者の獲得が会としての大きな課題になっているということです。そのため会では小学校などに出向き子どもたちに和楽器に親しんでもらったり夏休みにジュニア伝統芸能祭を開いたりして邦楽の裾野拡大に取り組んでいます。今年は11月に岡山国民文化祭が開かれることになっていてこれを機会に大勢の人に邦楽に興味をもって欲しいとしています。倉敷三曲同好会は12月には邦楽日舞名流選を開くことにしています。




