倉敷警察署は学校や地域ボランティアと連携し、非行防止の啓発と規範意識向上を目指したあいさつ運動を実施しました。
倉敷警察署では少年非行の低年齢化に歯止めをかけようと管内の小中学校で学校や地域と連携したあいさつ運動を展開しています。長期休暇となる夏休みに非行の増加が予想されるため、管内で取り組みを始めました。倉敷署管内の少年非行のうち、小中学生の割合は45%となっています。補導対象となる不良行為としては深夜徘徊と喫煙が85%、刑法犯では窃盗が多く、このうち万引きが59
.6%、自転車盗が18.6%と高い数字になっています。こうした少年非行は「おなかがすいたので食べ物を万引きした」など単純な理由で非行に走るケースがほとんどで、倉敷警察署では社会のルールを守る他の手本となれるような規範意識向上をめざして管内の小中学校であいさつ運動を展開しています。倉敷署管内の小学校でのあいさつ運動は、倉敷東小学校を皮切りに全校で実施していきます。きょうは、警察、学校、地域ボランティアに加えて6年生児童も学校を大事にする心を育てる愛校活動として校門前に立って登校してくる児童へ元気よく声をかけていました。




