総社市と岡山市、JR西日本は会談を行いJR吉備線の次世代路面電車LRT化に向けて合意したと発表しました。
LRT化に伴い、駅の新設や運行本数の増加を予定していて沿線住民や観光客の利便性が高まることが期待されます。
岡山市役所で総社市の片岡聡一市長と岡山市の大森雅夫市長、JR西日本の来島達夫社長がJR吉備線LRT化に向けてトップ会談を行いました。
20分間の会談を終え、LRT化の方向性を発表しました。
LRTは、次世代路面電車として注目されている電車で富山県などで導入されています。
駅の新設を通常の駅に比べ路面電車のように小規模にできるため低コストで行え、運行本数の増加も可能になります。
合意案では運行本数の増加と新たに7か所、駅を新設する考えが示されました。
総社市の片岡市長はLRT化を街の開発につなげたいと話しました。
岡山駅から総社駅までの20キロを繋ぐ吉備線のLRT化は、2003年にJR西日本が構想を打ち出し検討されてきました。
初期費用はおよそ240億円で国とJR、岡山市と総社市で費用分担します。
総社市は全体のおよそ9%の21億円を負担する予定です。
今後、岡山市・総社市・JR西日本では早いスケジュールでLRT化に向けて基本計画の策定を進めていきたい考えです。




