淡彩画とペン画の愛好家グループアート・サムシングによる作品展が倉敷公民館で開かれています。
作品から「何か」を伝えたいというメンバーの思いから名づけられたグループ「アート・サムシング」は倉敷市内の淡彩画愛好家8人で10年前に結成されました。会場には吉備路や美観地区の風景などを淡い色合いとソフトな筆づかいで描いたメンバー8人の力作およそ90点が並んでいます。淡彩画は全てに色を塗るのではなく少し余白を残しながら部分的に色をつけるのがポイントで、気軽に誰でも始められるのが一番の魅力だということです。会場中央には結成10年を記念して合作した美観地区周辺のスケッチマップが展示され、一際目を引いています。なまこ壁と柳並木に象徴される倉敷川沿いから、本町・東町の生活感漂う路地の風景までどこを描いても絵になることからメンバーにとって美観地区周辺はスケッチの勉強の場であり、作品制作の原点となる場所だそうです。淡彩画とペン画の愛好家グループアート・サムシングによる作品展は25日(日)まで倉敷公民館で開かれています。




