4月に開設される玉野商工高校機械科で実習用の施設が完成し、関係者向けに内覧会が行われました。
新しい実習施設は、三井造船玉野事業所の西側にある研修センターのエリアに整備されました。旋盤、帯鋸盤、フライス盤など、機械加工の実習に必要な機材が17台あります。これらは玉野市が企業版ふるさと納税制度を活用して、市内外の企業から寄付を得て整備しました。また、新築された実習場だけでなく、隣にある三井造船の研修センターも活用。溶接や手仕上げ実習などを学びます。機械科の1年生は、金属加工、設計、機械部品の仕組みを知ることを目標にしています。実習は毎週火曜日、およそ4時間かけて行い、その日は直接三井造船に登校します。4月に入学する機械科の一期生は男子32人で、一学期は測定に関する実習を集中して行います。
またこの日は、玉野ロータリークラブの谷俊彦会長が施設を訪れ、機械科の生徒が使うレンチやソケットなど100万円相当の工具セットを寄付しました。実習施設は4月17日から使い始めるということです。




