障がい者の絵画活動を支援している射矢諄一さんと教え子たちの作品展をご紹介します。
色彩豊かに描かれたチョウチンアンコウ。今にも羽ばたきそうなヤマセミ。「自由な発想で描いていいんだ」そう話すのは、倉敷市の福祉施設で障がい者の絵画活動を支援する射矢諄一さん、84歳です。射矢さんは、岡山大学で美術を学び倉敷市内の特別支援学校などで教員を務めた後、定年後も障がい者の支援施設や作業所などで絵の教室を開いています。今回の作品展には、射矢さんの教え子60人のおよそ120点が並びます。アクリル絵の具を使い、鳥や虫、魚などの図鑑をヒントに発想を膨らませ思い思いに描いています。「いるやさんと絵を描く仲間たち展」は4月1日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




