倉敷市広江の「千人塚」で春の供養祭が営まれ、「千人塚」をテーマに作られた
オリジナルソング「あゝ千人塚」の披露会も開かれました。
倉敷市の重要文化財「千人塚」は、明治17年(1884)の台風と高潮による大災害で犠牲になった人を埋葬したものです。災害の翌年に全国から寄せられた義捐金で千人塚の石碑が建てられ当時被害を受けた 南畝、松江、東塚、中畝、北畝の5つの地区住民は、毎年、春と秋のお彼岸に供養祭を行っています。今年の春は、21日の午前10時から倉敷市広江の真言宗の寺持命院(じみょういん)の小笹雄全住職を導師に法要が営まれ供養塔に花と線香を手犠牲者の冥福を祈りました。また、法要のあと546人の死者を出したおよそ130年前の大惨事を風化させたくないと作られた「あゝ千人塚」の歌が披露されました。双子デュオ「まゆみゆ」が歌う「あゝ千人塚」は、住民有志でつくる実行委員会が1年ががりで制作したもので災害の恐ろしさや復興へむけた被災者の想い、などが込められています。
【インタビュー】
「あゝ千人塚」作曲者 朝田恵利さん
東塚町内会 橋野秀男会長
「あゝ千人塚」の歌実行委員会では、倉敷で起きた悲惨な出来事を知り防災への認識を深めてもらうための歌として広めていきたいと考えています。 倉敷市広江・「千人塚」
【タイトル】
供養祭で「あゝ千人塚」の歌披露
【取材日】2018年3月21日(水)
【場所】千人塚供養堂
【住所】倉敷市広江
【インタビュー




