今年の春も、知る人ぞ知る「有城(ありき)の梅」倉敷市有城の藤原さんのお宅の「紅しだれ梅」が美しい花を咲かせました。去年（2017)の立春から今年(2018)の３月まで季節の移ろいと共に姿を変える「紅しだれ梅」を追いました。
２０１７年 立春（２月４日）一輪の花をほころばせた藤原恭子さんのお宅の紅しだれ梅。２月１９日には３分咲きとなり１週間後（２月２６日）には、満開の花を咲かせました。
樹齢７０年になる紅しだれ梅は、毎年、２月上旬から咲き始め２月末に満開となり３月中旬まで楽しむことができます
【インタビュー】藤原 恭子さん
薄紅色の美しい花の時期には花の蜜をついばむメジロだけでなく、口コミでやってきた見物客やアマチュア写真家の姿も見られます。
３月中旬散り始めた花びらがピンク色のじゅうたんを敷き詰めます。
満開からひと月が経過し剪定した枝から新しい芽が出始めました。
６月上旬若枝がぐんぐん伸びて青々とした葉を茂らせます。
１０月になると緑の葉の色が黄色くなり始めます
１１月中旬には紅葉が進み、春とは違う秋の装いをみせます。
１月、葉をすっかり落とした枝は、冬の寒さに耐えながらあたたかな春の訪れを
静かに待ちます。
春、３月、蕾がふくらんで薄紅色の八重の花をほころばせました。
開花を待ちわびていたしだれ梅のファンが訪れその優雅な姿を写真に収めていました。
開花が遅れ、３月上旬に見ごろを迎えた倉敷市有城の紅しだれ梅
春夏秋冬の移ろいとともにその姿を変えながら今年も豪華な花を咲かせました。
倉敷市有城の紅しだれ梅の1年
【取材日】２０１８年３月７日（水）
【住所】倉敷市有城
