高齢化が進む中、地域の課題や問題点を地域住民で解決していこうと児島支所で児島地区地域ケア会議が開かれました。
地域ケア会議には会議の委員や高齢者支援センターの職員のほか、地域の企業・団体などの関係機関から78人が参加しました。会議では児島地区地域ケア会議委員長で児島医師会副会長の田嶋憲一さんが「医療・介護といった公的なサービスは今後、人手不足となり、十分な安心を得られなくなる」とし、公的サービスだけに頼らず、地域住民が助け合い、支え合う『地域包括ケアシステム』を実現する必要性を呼びかけました。児島地区では32・3%の世帯が高齢者のみの世帯で、今後さらなる高齢化が予想されます。今後の問題点の一つとして高齢者の4人に1人が発症するといわれる認知症があり、児島地区高齢者支援センターの職員らが認知症の症状や対処法などについても説明しました。倉敷市では地域資源・地域課題の整理・解決にむけて倉敷・児島・水島・玉島の4地区で地域ケア会議を開催しています。




