春の全国火災予防運動に合わせて玉野市消防団の和田・常山・秀天の3分団は林野火災を想定した合同訓練を実施しました。
会場の第二日比小学校には、3分団の消防団員などおよそ30人が集まりました。訓練では、はじめに分団ごとに分かれて消防団の基本的な動作の練習を行いました。団員たちは、消防団の指導員や玉野市消防本部の隊員から指導を受けながら、分団長の掛け声で整列や隊列変更、方向転換などの動作を確認していました。続いてポンプ車などの 車両点検の訓練を行い、赤色灯やサイレン、ブレーキランプなどが正常に動作するかの確認とともに、点検時の掛け声や動作の訓練を行いました。最後に、林野火災などで 長距離の送水が必要になったときに、複数のポンプ車や可搬ポンプを経由して放水する中継送水の訓練を行いました。小学校のプールを水源に、迅速な消火活動が行えるように、プールから水をくみ上げるポンプ、放水を行うポンプ、中継するポンプの役割を交代しながら、訓練を行っていました。この訓練は、火災現場での迅速な対応と各分団の連携強化を図ることを目的に、毎年春と秋の全国火災予防運動に合わせて行われています。




