吉備文化発祥の地・総社を全国にPRするため、総社市は観光プロジェクト実行委員会を立ち上げきょう(20日)、設立総会が開かれました。
この実行委員会は観光行政に関心の高い市民や商工会議所の関係者など9人で組織されています。行政と連携して観光振興を進めるのが目的です。総社市の片岡聡一市長は「総社の新たな観光の第一歩を踏み出していきたい。具体的な予算付けや制度改正にも着手したい」と意気込みを語りました。総社市は2年前の5月に総社観光プロジェクトを立ち上げ外部有識者や著名人を迎え、総社の観光施策について協議を重ねて、今年3月に報告書をまとめました。きょう発足した実行委員会は報告書の中身を吟味し、実行に移すための組織です。総社市では、今年9月に市民憲章の全国大会、10月・11月には国民文化祭が開かれることになっていて、全国から訪れる人に総社をPRしたい考えです。実行委員会の会長には総社市観光協会の守安信吾さん、副会長には総社商工会議所の清水男会頭が、それぞれ選ばれました。
当面、デザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインした観光案内板の市内への設置などが議題になる見通しです。




