大型連休を前に、倉敷市保健所は観光地周辺での食中毒を未然に防ごうと飲食施設などを回り、食品衛生指導を行いました。
この日は、美観地区周辺や児島地区の鷲羽山周辺にあるおよそ80の飲食店などを回りました。倉敷美観地区では食品衛生監視員たちが3班に別れ飲食店や土産物店で簡易検査を行いました。今回は倉敷市内では初めて導入した「ルミテスター」という機械を使用しながら検査しました。この機械は物の汚れに反応して数値を出し、細菌などの繁殖具合を調べることができます。
この他にも冷蔵庫内の温度や食材の仕入れ時期の管理、害虫駆除対策などが徹底されているかどうか、チェック項目に従い聞き取り調査を行っていきました。気温が高くなるこれからの時期は細菌が多く発生し、食中毒を引き起こしやすくなります。倉敷市保健所では市内の観光地区周辺を今後も定期的に衛生指導していく方針です。




