玉野市立玉野商業高校できょう、一風変わったユニークな開校記念イベントが行われました。
記念式典は開校当時から残る「創業の鐘」の響きで始まりました。これだけでも一風変わっているようですが、これではありません。式典では内田太校長が「伝統を大切にしながら新しい伝統を作っていくことを期待しています」と挨拶、このあと、とても珍しい恒例イベントのスタートです。
服装を着替えた生徒たちがある場所に集まってきます。生徒たちが先生から受け取っているのは牛肉です。牛肉と言えば、連想するものはいろいろありますが・・・。廊下にはシートが敷かれてコンロが登場しました。玉野商業高校の開校記念行事と言えば「すき焼きパーティー」です。毎年4月20日に行っています。新年度がスタートしたばかりですし、特に1年生にとっては入学して間もないこの時期、親睦を深める絶好のイベントです。
1年生が準備に手間取っている頃、3年生たちはすでに食べ始めていました。今年で3回目、すき焼きパーティーのベテランとも言える3年生は自宅からも牛肉を持参したり、うどんの代わりにラーメンを持ってきたりとそれぞれが独自のスタイルで開校記念行事を楽しんでしました。このすき焼きパーティーは昭和36年に当時貴重だった牛肉を振る舞うとともに、他校に類を見ないことをしようと始まりました。今年は生徒469人におよそ100キロの肉が配られました。




