この春、大学の音楽学部などを卒業した新人音楽家たちが集う演奏会が17日(土)、くらしき作陽大学で開かれました。
演奏会には中・四国にある音楽系の学部・学科を持つ9つの大学から、16人が参加しました。今年で35回目となるこの演奏会。この春卒業したばかりのフレッシュな面々ですが、各大学で優秀な成績を収めてきたメンバーが選抜されていて、演奏はハイレベルです。作陽音楽短期大学出身の盛満さゆりさんです。力強さと繊細さを兼ね備えたトランペット演奏で、客席を引き付けていました。伸びやかで美しいソプラノ独唱を披露したのはくらしき作陽大学出身の田中恵さんです。会場にはおよそ500人が訪れ、若手音楽家の初々しいながらもレベルの高い演奏に、熱心に耳を傾けていました。




