倉敷市内の陶芸家と華道家による共同制作展くらしき「この器・この花」展が、開幕しました。
陶芸、華道、茶道、邦楽が共演する倉敷の和文化のコラボレーション展覧会第8回くらしき「この器・この花」展は、関係者7人によるテープカットで開幕しました。陶芸作家が手がけた個性豊かな「器」に華道家が、自然の美しい「花」を活けるという共同制作展は、去年亡くなった倉敷市文化連盟室山貴義前会長が発案したもので、平成14年から二年に1度開かれています。陶芸家は、倉敷陶友会会長天神窯の岡本 篤さんをはじめ羽島焼、酒津焼といった倉敷陶友会会員や陶芸同好会から選抜された45人。華道家も倉敷市華道連盟会長の船坂幸子さんはじめ池坊、桑原専慶流、小原流、草月流など市内9つの流派による45人です。器と花の組み合わせは、一週間前の抽選で決められ、偶然による思いがけない出会いが新しい感性や美しさを生み出しています。くらしき「この器・この花」展は、4日(日)まで倉敷市民会館で開かれます。
陶芸家と華道家の共同制作くらしき「この器この花」展
【取材日】2018年2月2日(金)
【場所】倉敷市民会館
【住所】倉敷市本町
【会期】2018年2月2日~4日




