高梁川流域地域が抱える課題解決に若手の発想を活かそうと若手専門家が集まり意見交換しました。
会議には子育てや防災・防犯、特産品開発など8つの分野において地域の課題解決に取り組んでいる個人やNPO法人代表者などの若手専門家が集まりました。今年度の取り組みの中で移住・定住の分野では、高梁市の吹屋地区での事例が紹介されました。移住希望者を支援する一般社団法人「梁(はし)クラス」では、吹屋地区にある空き家の家主へのアンケートを実施。空き家バンクへの登録後、3件の移住希望があり、一定の成果が現れていると報告されました。一方で、移住者と地域住民の良好な関係を築くためには、地域の説明書を作ることが必要とし、住民トラブルといったリスク回避の方法をあらかじめ提示すべきとの意見があがりました。高梁川流域の7市3町でつくる高梁川流域協働推進会議では、将来の流域地域の発展のために若手専門家のノウハウを生かして地域の課題解決につなげようと今年度から若手専門家の意見を求めています。
若手専門家会議では、それぞれの分野での取り組みを各自治体の関係者に報告し、地域支援の課題を共有することにしています。




